ホームページ制作の前に戦略を立てよう!
ホームページ、ランディングページ、ネット集客、テンプレート、セールスファネルなどは、戦略ではなく、戦術、または営業ツールにあたります。
ステップメール、フロントエンド、オファー、バックエンド、SEO、MEO、アクセスアップ、CV、LTVなども、はじめに戦略があってこそ効果的に働くものです。
「ホームページ戦略」などと言っても、中身は戦略ではないことが多いので気をつけてくださいね。
先ずは目標を決めよう
先ずは、経営者のビジョンに沿って目標(ゴール)を決めて、効率よくゴールに向かう方法を考える。それが戦略です。
ただし闇雲にゴールを目指すのではなく、一位になれそうな業界や分野、地域を特定します。(絞り込みます。)
特定分野で1位を目指して、POP屋さんへの道
例えば、弊社はレコードレンタルショップ向けの店舗用品販売会社(物流)として1987年にスタートしました。(4月より37期に突入します。)
しかし同業界には既に店舗用品を取り扱う会社がいくつも存在していたので、差別化を図るためにレコードレンタル店向けに販売促進用のPOPセットの制作販売を始めました。
セットの内容は、新譜発売案内POPや新譜用仕切板カード、新譜案内チラシなどの印刷物中心です。これにレンタル店用販促ノウハウ情報誌「PM EDUCATION」(70ページ前後、月2回発行)を加えました。
これにより業界内では一目置かれる存在になったこともありました。
業界内では、店舗用品の販売会社(備品屋)から、レンタルショップ向け「販促POPセット」の会社、POP屋さんと認識されるようになりました。他にPOP屋さんというのはありませんでしたので、次第に業績は上り調子になっていきました。
あとから考えると、これが弊社の強みであり、差別化であり、特定分野で1位を目指していたということでした。この作戦は間違っていなかったと思います。
ランチェスター戦略
また、当時、流通系のコンサルティング会社やランチェスター戦略などにより、店舗については地域で一番店になろうということで「地域一番店戦略」が注目を集めていました。
店舗用品の販売だけの時と異なり、販促POPセットの販売を通して、店舗の活性化を目指すようになりました。
日々やるべき戦術
戦略に沿って、ゴールに向かうために日々やるべき事(行動計画)、それが戦術にあたります。例えば、毎日100件電話をかけるとか、メルマガを配信するとか、ブログを書くとか、などです。
【前準備】:ステップメールを書く、フロントエンド商品を作る、オファーを考える、ランディングページを作る、申し込みフォームや決済フォームを作る、
【ネット広告の準備】:広告クリエイティブを作る、メルマガやSNS、ネット広告で紹介、
【フォローメールを配信する】:バックエンドのランディングページ、アップセル、クロスセル、
上記それぞれにノウハウ、テンプレートがあります。更に、A/Bテストやコンバージョン管理、データ分析、PDCA、アクセスアップ、顧客生涯価値などをWebマーケティングでマスターする必要がありますが、あくまでも戦術の部分になります。
戦術だけをいくら学んで実行しても中長期的、継続的な成果は出せません。
マーケティングやWebマーケティングの前に、先ずはビジネス戦略を立てなければなりません。
会社だけでなく、個人起業家も同様です。ワンランク上を目指すのであれば、マーケティング、コピーライティングなどの基礎になる部分、「No.1戦略」が効きます。
弊社では、ホームページ制作の前に、戦略の立案、見直しを優先します。
制作はこれができてからにしたいと考えています。
ご質問等ございましたら、ご一報ください。
かしこ (←これ冗談で使っています。本来は女性用ですよね。)