災害対策としてのバックアップ

こんにちは

堀達朗です。

 

前回は、自社Webサイトのバックアップを半年以上も取っていなかったため、復旧に時間がかかったという話でした。ここ半年分のブログの記事は無くなってしまいました。

ついつい後回しにされがちなデータのバックアップ作業ですが、

防災対策「自助(じじょ)」に加えても良いのではないでしょうか。

 

「自助」個人でやっておくべき災害対策は「水」「食料」「トイレ対策」に、「データのバックアップ(お客様名簿、連絡先など、)」も加えておきたいものです。

 

バックアップについては、アメリカ同時多発テロ(9.11)の教訓で、インターネット上(クラウド)に保管しておく方が安全・安心だと言われています。

 

もちろん、外付けハードディスク(HDD)やSDメモリー、USBメモリー等の記録メディアへのバックアップも有効です。ネット上のデータが攻撃を受ける危険性もありますので。

 

万全を期するなら、クラウドと記録メディアの両方にバックアップを取っておいて、定期的に問題がないかをチェックしておきましょう。

 

あと、書きかけの原稿などは「Googleドキュメント」や「Evernote」などネット上のサービスを利用することで、パソコンが故障したり、紛失したりしたときでも、ネットに繋がる環境があれば大丈夫なのでお勧めです。あと、複数の仲間で文書を共有することも可能なのでお勧めです。

 

重要なデータはできる限り、毎回、作業終了後、または、毎日バックアップを取ること。
Webサイトやランディングページのバックアップも忘れないでくださいネ。

 

火事などの緊急時、江戸時代の商人は「大福帳」(顧客リスト)を守るために井戸に投げ入れたそうですが、現在では、顧客リストと言えばメールアドレスが中心のリストですよね。

お客様のメールアドレス(リスト)は、ネット上の「メルマガ配信サービス」(クラウド)に置いておく方が安心・安全です。新たなメルマガ登録者のデータも自動的に保管してくれるので楽ちんですしね。

 

ちなみに、紙の書類は、バックアップ(コピー)すればするほど量が増えて、目的のものを探し出すのが難しくなります。その点、デジタルデータなら「検索」することができるので、簡単に探し出すことができます。
エクセルやブラウザGoogle Chrome、Edgeなどで、ショートカット[Ctrl]+[F]を押すと「検索窓」が開くので覚えておいてください。

 

◆余談ですが、「防災用品アドバイザー協会」では、マンション等の大規模改修工事ではなく、小規模改修工事の案内をしています。

大規模改修工事の場合、足場を組む必要があります。これが予算のかなりのパーセントを占めています。
小規模改修工事は足場を組まずに改修工事を行う方法です。足場を組む為の予算が節約できます。マンション管理組合や理事会に紹介したいとお考えの際は、ご連絡ください。

03-3364-1891 株式会社パワーミュージック

 

◆以前紹介しました、災害時にトイレに水が流せなくなったときのための「携帯トイレ」(ビニール袋と排泄物を消臭して固めるタブレットのセット)は、一部の店舗で販売していますが、いざというときにはすぐに売り切れてしまいます。

地震のあと、コンビニからパンやカップ麺、トイレットペーパー等がすぐに売り切れていましたよね。コロナ禍でマスクもすぐに売り切れましたよね。やっと販売されたと思ったら通常の6倍以上の値段になっていましたよね。恐ろしや!恐ろしや!

普段から少しずつでも備えておきましょう。

尚、「携帯トイレ」をマンション管理組合や町内会などで検討するために、サンプルが必要な方はご連絡ください。 03-3364-1891 株式会社パワーミュージック