国産品と輸入品の価格逆転現象

こんにちは
(株)パワーミュージックの堀達朗です。

現在「CDプラケース類」は“国産品”をお届けしています。

国産品は品質は良いが価格が若干高めでした。

また、スーパージュエルボックスなど、輸入品しか存在しない商品もいくつかありました。
一般的に輸入品は、品質が若干劣るものの価格は割安でした。

 

ところがコロナ禍以降、状況が変わってきました。

当初は輸入品がスムーズに入らなくなり、注文を出してもいつ入荷するのか分からない状況になりました。

多くの輸入関連会社は、これまで海外で作っていたものを次第に中止するようになりました。
これにより、国内生産に切り替えるか、廃番にする商品も出てきました。

国内で作ろうと思っても、作れる会社(工場、技術者、職人)がない
高齢化により(内職作業などの)下請けがいなくなった
金型がない(処分してしまった)
金型を作り直せばよいのだが、金型屋さんが高齢化により廃業してしまった
コロナで人が集まらないので生産できない等々、

国内で見積もりを取ってみたら、これまで輸入していた金額とあまりにかけ離れているので国内生産を断念するところも少なくないようです。

そして、円安が進み、遂には輸入品の方が高くなってしまったものが出てきました。
CDのプラケースなどがその例です。しかも、価格は今も上がり続けているようです。

これに比べ、国産品は、原材料の高騰等により、3年前よりは若干値上がりしていますが、やや落ち着いています。(メーカさんが踏ん張ってくれています。)
目下の問題点は運送料金です。送料が軒並み値上がりしており、今後も予断を許さない状況になっています。

というわけで
「代引き」(代金引換)を希望されるお客様へは、代引き手数料と運送料金がダブルでかかるので、事前振込をお勧めしています。
事前振込ですと、メーカー(工場)から直送できるので、送料や時間の節約にもなります。

流通業の窮状レポートでした。

PS.
2023年2月現在、弊社取扱いの店舗用品の価格は変動中(時価!?)です。
価格については、その都度、お問い合わせ下さい。
→ 03-3364-1891(株)パワーミュージック