モノからソフトへの時代変化を実感する計算をしてみました。
1990年代、MS-DOSからWindows95に移るころ、
増設メモリーは1MBで約1万円もした。(当時はハードディスクも20MBで20万円もしました。)
PowerMacにメモリーを100MBに増やした人がいるという噂を聞いたが、それってメモリ代が100万円ってことですよね。驚き!
それから20年、今では、16GBのメモリースティックが1280円ほど。
1GBが1000MBだから、16GBは16000MB。1MBあたり8円ではなくて、80銭でもなく、8銭。(やす~!)
つまり、20年前は、メモリの価格が現在の125,000倍。
ウソ~、、、この計算本当に合ってる?
アップルが、ipodを発売したとき、メモリーを超大量に発注した。このため、一気にメモリの価格が下がったらしい。
液晶テレビも、50インチだけに絞って生産することで、7万円台になったし。
iphone Xは、64GBと256GBの2タイプ。これはもうパソコン並みの容量ですよね。
で、最近のノートパソコンは、CD・DVD-Rドライブなどなし。
「誰ももう使わないでしょ」だって。
ほとんどすべてのものが、ネットからダウンロードできるし、ダウンロードすらもしなくなり、ストリーミング(ネットに繋いで視聴するだけ)中心になってきた。
この流れで行くと、メモリとか、ハードディスク、SSDなどは、益々その存在価値が限りなくゼロになっていく。もうモノには価値がない時代。
メモリーのコモディティ化ってことを遙かに超えてる感じですよね。
なるほど、この計算で行くと、将来は全てがタダになるというも頷けるかも。
この20年間、人類史上、考えられないほどの、もの凄いスピードで変化しているってことですよね。
恐ろしやです。