上手くいったことを「仕組み化」していくことでビジネスを早期に軌道に乗せる方法

かれこれ30年前、私は必要に迫られてというか仕方なく、起業しました。本当に経営のけの字も分かりませんでしたから、自分と仲間を信じるしかありません。

中でも自分の直感、商人の勘、商売センス、営業センス、運、を信じるしかありませんでした。

そして、とにかく何でも試してみて、上手くいったことを自社に取り込んでいく(毎回やろうと決める、習慣にする、)ということを自然にやっていました。

・商品発送時に新商品の案内書を同梱する。

・毎月の請求書発送時にも商品案内を同封する。

・月2回の定期継続販売商品(POPセット)の発送前に、事前に別の商品を受注して同梱(別途送料がかからないという名目で)する。

・月2回のPOP制作は、曜日単位で制作スケジュールを決めた方が、印刷会社やCDの問屋などとのやりとりもし易い。

・POPセットのメニューに「ニュースレター」を加える。(当初はCDのランキング解説だけでした。)

・「ニュースレター」を「PM EDUCATION」という小冊子に変更、評判が良かったので別途販売も開始。(月2回、A4サイズ70ページ前後)

・毎月、新規獲得用DMを出す。(原稿を作って、印刷して、ステープラーで綴じて、折って、封筒に詰めて、切って貼って、郵便局に持ち込んで、)

・毎月、新規オープンした店舗の情報を「見込み客リスト」に入力する。

・見込み客の情報を集める習慣。

・毎週週末は掃除、締め日に在庫検査。

・ライバル会社が「週休二日制」になっても、お店は土日休みなしなので、当社は土曜日も営業する。(5年前まで土曜も営業していました。)

などなど、

そうやって、日々のスケジュールも決まっていきました。
つまり、「仕組み」が出来ていきました。

これって、マニュアルにしておけば、新入社員が入ってきても教えるのが簡単ですよね。
あとは、仕組みもマニュアルも定期的に見直し(更新)をする必要があります。でないと、無駄なことをいつまでもやり続けることになったりしますから注意が必要です。
何かを止めるときには、代替案を用意しておくことも大事ですね。

「仕組み」とは、狩猟生活から、農耕(植物を育てる)へ移行することで、安定的に食料を確保することに例えられます。
メールアドレスを集めて、メルマガで定期的に情報発信をしながら、見込み客を顧客に(育てて)(購入してもらう)という方法です。ダイレクトレスポンスマーケティングのことですよね。